世の中の出来事って、本を読んでも、ニュースで聞いても、授業で聞いても、わかるようでわからない。
そんな経験って、ありませんか?
そんなとき、楽しみながら学べるのが、ゲームです!
ゲームであれば、社会の出来事をゲームで体験できるから、直感的にも理解しやすい!
ゲームに関する学会「日本シミュレーション&ゲーミング学会」の正会員である僕が保証します。
酒井ゼミ(3年生)では、「ゲームで楽しく社会を考える」をテーマに、ビジネスや環境問題、国際政治、まちづくりなど様々な分野の問題を体験できるボードゲームやカードゲームを用意しています。
105分の授業で、楽しくゲームをプレイしたり、ゲームを作ったり!一緒にゲームで楽しく学びましょう。
担当教員について
ゼミの担当は、酒井宏平(博士・政策科学・2017年・立命館大学)です。
2011年に、日本シミュレーション&ゲーミング学会の全国大会に参加し、ゲームを通して社会現象を体験する学びに出会いました。
2013年8月には国際シミュレーション&ゲーミング学会が主催するISAGA Summer Schoolという研修に参加し、ゲーム開発のノウハウをマスター!
以後、まちづくりや防災分野を中心に、ゲーム体験が人々の心理や行動に与える影響について研究しています。
1番誇れる研究業績は、第49回国際シミュレーション&ゲーミング学会年次大会(2018年)で最優秀論文賞を受賞したことです。避難シミュレーションと避難計画作りを競うゲームを融合させた手法の有効性を明らかにした研究です。
教育活動では、2018年〜2019年に立命館大学政策科学部非常勤講師として「ゲーミング&シミュレーション」を担当したり、授業内でゲームを活用した学びを多く展開しています。
ゲームについての研究実績も教育実績もありますので、この経験を生かして、わかりやすく丁寧に対応します!
ゼミのスケジュール
3年生
- 4月:ゲームプレイ(アイスブレイク系のゲーム)
- 5月:ゲームプレイ(国際政治分野、都市計画分野、ビジネス分野など)
- 6月:ゲーム開発グループワーク(就活の支援開始)
- 7月:ゲームのお披露目とプレイ(ピザパーティ)
- 8月〜9月:夏休み(サマーインターンなど就活の支援本格化)
- 10月:ゲームプレイ(環境問題分野、システム開発分野など)
- 11月:ゲーム開発グループワーク(すごろくタイプのゲームに限定)
- 12月:ゲームのお披露目とプレイ
- 1月〜3月:春休み(主に就職活動)
春学期はピザパーティ、秋学期はハロウィーンお菓子争奪戦やクリスマスパーティなど、楽しい企画を用意しています。
4年生
- 4月〜8月:3年生と合同でゼミを実施
- 9月〜12月:卒業成果物の準備
- 1月:卒業成果物の提出
卒業成果物のテーマは、3年生のゼミなどで学んだ内容の中から、興味ある分野を選べます。社会科学に関することであれば、テーマに制限はありません。もちろん、3年生のときに作ったゲームを研究テーマにしてもOK。
そして、成果物は、以下の3つから1つを選びます。
- 卒業論文(20,000字)
- 卒業研究発表(発表10分)
- 研究発表概要集(A4、2枚)
個人研究・グループ研究どちらでも可能です。
コンパクトにわかりやすくまとめる力が重要なのと、成果物は形で残したいので、「研究発表概要集(A4、2枚)」が望ましいと個人的には思います。
酒井ゼミの学生(1期生・2022年度生)の研究テーマはこんな感じです。
- 韓国女性アイドルとガールクラッシュ
- 人が好きな物のコレクションをする心理:スニーカーを事例に
- 同じ映画を何度も見る人の行動要因に関する研究
- 勉強時にかける音楽の効果
- 若者の自動車離れについて
- 日本で韓国が流行っている要因
- ゲームやネットにハマる要因
- 日本で形成されるカタカナ語の使用感と言語学習への影響について
酒井ゼミの役職
- ゼミ長1名
- 副ゼミ長1名
そして、酒井ゼミには、ゼミ長や副ゼミ長などの役職より大事な役職があります。
それが、、、。
- お菓子係3名程度:毎回のゼミで食べるお菓子の調達(お金は主に担当教員が負担します)
忙しい時に、お菓子を買い忘れることが多々あります。
そんな僕の代わりに、ゼミのみんなで食べるお菓子を買ってくる係です。
Q & A (ゼミ生に聞いてみた!)
酒井ゼミを選んだ理由
ゲームという方法を使っている点が大学らしくユニークだなと感じたから。
2年の時に酒井先生のセミナーだった友達の話を聞いて、酒井ゼミが一番楽しそうだなと思っていたから。
サークルの先輩から、就職活動の支援が一番手厚いと聞いたから。企業探しから、ES作成・添削で何時間でも相談に乗ってくれました。面接練習は20回くらいしてもらったたと思います。
研究業績がたくさんあって、英語で本など書いているので、すごいなと純粋に思ったから。
優しいから。とても話しやすい先生です。
酒井ゼミの特徴は?
男性が7名、女性が11名の合計18名と人数が多いのが特徴です。
自分の役割を理解してるメンバーが多いかな?特に、全力で楽しむ!をことを全員が理解しています。
人数多いけど、毎回ゲームで社会を学ぶので、楽しみながら、交流も深まり、団結力が高いと思います。
どんな能力が身につくの?
毎回、ゲームをして学ぶので、チームでの話し合いや協力、駆け引きや交渉の力が自然と身につきます。
ゲーム開発グループワークでは、期日までに自分たちで設定したテーマのゲームを作って、披露しなければならないので、チーム運営や日程管理の経験ができます。
酒井ゼミでの思い出は?
どのゲームも思い出に残ってるのですが、一番最初にやったトランプのゲームが面白かったです。何が起きているのか理解できず、種明かしのときに「そうだったのか」と謎が解けた瞬間を強く覚えています。
1月2日にゼミでレンタカーで箱根に行ったことです。箱根駅伝で城西大学が3位になったのですが、駐車場探しに時間がかかり過ぎて応援できず、、、。でも、卒業前のいい思い出になりました。
夏休みに、鎌倉・江ノ島に観光客目線で防災を考えるゼミ合宿をしたことです。由比ヶ浜で酒井先生が用意した少し温くなったアサヒスーパードライのミニ缶が、喉がカラカラだったこともあり、めっちゃおいしかったのが印象に残ってます。
第1志望と第2志望から内定をもらったときに、先生も泣いて喜んでくれて、酒井ゼミに入ってよかったと本当に思いました。
酒井先生ってどんな先生?
とにかく優しいです。ぜんぜん怒りません。とにかく優しい先生なので、そんな酒井先生を困らせてはいけないと思い、ゼミ生全員ゼミ活動に熱心です。
ずっと大学にいる先生です。なので、いつ研究室に行ってもいるので、働きすぎじゃないかと心配です。
学生と同じ目線で話をしてくれます。酒井先生が大学の先生の中で最も話しやすいので、何かあったらいつも相談させてもらってます。
断酒しているので、お酒を勧めてはいけません。漢字が苦手で、カタカナで代用したり、書き順がメチャクチャだったりします(笑)。
ゼミに興味ある学生へのメッセージ
酒井ゼミについて、少し理解できたでしょうか?
ゲーム、シミュレーションと聞くと難しそうですが、さまざまなタイプのゲームを実際にプレイしながら、丁寧に解説しますので安心してください。
ゲームという仮想空間から未来を考え、未来をつくる。酒井ゼミで、人類の未来を考え、あなたの手で未来を創る提案をしませんか?